埼玉県の魚類見て、読んで、食べる87種の水族館
県内を流れる一級河川から農業用水まで、また湖、沼、溜池を含め、魚が生息する全ての水場に著者自ら足を運び、その生態を記録した集大成。撮影した魚の美しさや魚研究が高じての料理法も紹介され、魚愛にあふれる一冊。
- 著者等
- 金澤 光
- 出版年月
- 2021年9月
- 版型
- B5判
- 頁数
- 216ページ
- ISBN
- 9784878914775
- 価格
- 3,500円+税
新聞に掲載されました
魚に生涯をささげた埼玉魚博士の集大成
- 世界中で埼玉県熊谷にだけ生き残ったムサシトミヨの産卵生態を初めて発表
- ムサシトミヨの保護体系とこれからの希少魚保護の課題、生息地の案内図
- 荒川に遡上するアユを上流に上らせる魚道づくりと環境団体の活動
- 埼玉県で発見した陸封アユの正体は
- 荒川に遡上するワカサギの産卵生態
- 埼玉県に生息するスナヤツメは北方種
- 埼玉県で見つけたクルメサヨリの生態
- 掲載写真9割が埼玉県内で採集した個体
- 荒川・利根川水系の主要92河川の生息魚類分布一覧
- 116種の埼玉県魚類目録収録
- 埼玉県の魚類誌完全保存版
図鑑No.83ビリンゴの写真が、エドハゼかチクゼンハゼ(おそらくエドハゼ)になっております。
ただ、そちら埼玉県産の個体の写真ですと、正式な記録はおそらくなく、今回の本のリストにもないため、かなり貴重なものになりますので、是非訂正していただくと良いと思います。
書籍自体は埼玉県のリスト等、非常に文献としても参考になり、大変勉強になります。