本多靜六緑豊かな社会づくりのパイオニア~もっと知りたい埼玉のひと~
《渋沢栄一の知恵袋と言われた男》 日比谷公園をはじめとする全国に渡る公園設計の業績から「公園の父」と称される、南埼玉郡河原井村(現・久喜市菖蒲町)出身の林学博士。明治神宮御苑の造成や日本初の防雪林創設、六甲山系の緑化など、先見の明をもって日本の景観をデザインした男の生涯と哲学をわかりやすく紹介する。
- 著者等
- 遠山益
- 出版年月
- 2018年12月
- 版型
- A5判
- 頁数
- 96ページ
- ISBN
- 9784878914522
- 価格
- 1,200円+税
本多靜六が設計『日比谷公園』特集記事
埼玉新聞・2019年1月31日号で紹介されました
目次
- 激変の少年時代
- 山林学校入学後、本多家の婿養子に
- カルチャーショックのドイツ留学
- 造林学者として出発
- 鉄道防雪林の創設
- 大学演習林を作る
- 六甲山系のはげ山緑化
- 日本初の「林学博士」
- 赤松亡国論
- 鉱毒・煙害調査員として
- 水源林の基盤づくり
- 近代洋風公園の先駆け・日比谷公園
- 公園設計の依頼殺到
- 明治神宮の森づくり
- 現役最後の公園設計・臥竜公園
- 紆余曲折の国立公園設置
- 埼玉県有林と本多育英基金
- 妻詮子のこと
- 渋沢栄一・後藤新平・北里柴三郎との交流
- 社会で得たものは社会に返す・金銭哲学と日常生活
- 人生計画総括表
- 家系図
- 年譜
- 全体像を知る文献
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