渋沢栄一の深谷写真で訪ねるふるさとの原風景
渋沢栄一の生誕の地、埼玉の深谷血洗島。青年期まで過ごした血洗島での時間は、栄一のその後の人間形成にとってかけがいのないものとなった。
本書では、血洗島の栄一にスポットを当て、この地に残した足跡を200枚余りのカラー写真とともに辿り、あらためて先人の91年にわたる生涯と業績を振り返る。
血洗島の風土や現代に残る史跡の空撮をはじめとする写真の数々は、日本を創りあげた渋沢栄一の人間像そのものである。
≪協力≫ 公益財団法人 渋沢栄一記念財団
- 著者等
- 文・河田重三 写真・清水勉
- 出版年月
- 2021年1月
- 版型
- A5変
- 頁数
- 128ページ
- ISBN
- 9784878914744
- 価格
- 1,800円+税
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(2021/2/13現在)
(2021/2/13現在)
特別企画「渋沢栄一とその時代展」開催中(2021/6/16まで)
動画(ドローン撮影:清水勉)
ふるさと血洗島/栄一の生地「中の家」
栄一も演じた「ささら獅子舞」
新聞掲載されました
目次
第Ⅰ章 生まれ育った風景
- ふるさと血洗島
- 栄一も演じた「さゝら獅子舞」
- 封建制度への疑問 岡部藩陣屋
- 水戸天狗党の隊士を弔う
- 郷里の先学 桃井可堂
- 渋沢家ゆかりの寺宝・華蔵寺
- 二〇歳の幕臣―渋沢平九郎の自刃
第Ⅱ章 藍と養蚕の風景
- 勢いは青天を衝いて 一八歳の詩情
- 二二歳の企画力「藍玉力競」
- 富岡製糸場の初代場長に尾高惇忠
第Ⅲ章 煉瓦の風景
- 日本初の会社専用鉄道引込線
- 「丸の内」を語る赤煉瓦駅舎
- 街に残る赤煉瓦の建物
- 深谷市内赤煉瓦の建物関係地図
第Ⅳ章 引き継ぐ風景・故郷篇
- 市民の憩い 青淵由来の公園
- 八洲の国の基なる 八基小学校
- 尾高惇忠の活躍 備前渠をめぐって
- 「煮ぼうとう」に栄一も舌つづみ
第Ⅴ章 引き継ぐ風景・実業篇
- 日本経済の心臓 東京証券取引所
- 飛鳥山に居を構える
- 喜寿を祝い建てられた誠之堂
- 大正ロマンの香る 清風亭
第Ⅵ章 こころの風景
- 福祉事業を生涯の仕事に
- 処世の道を論語に
- 徳川慶喜公への恩・日光東照宮
- 日米親善 ハリス記念碑
- 『群書類従』を後世に
・・・など
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