清水卯三郎文明開化の多彩な先駆者
幕末から明治維新に活躍し、商人となる。秀でた語学力、産業と医歯薬学に対する先見の明で、さまざまなものを輸入。渋沢栄一、五代友厚と共に日本の近代化を支えた男の生涯。
- 著者等
- 今井博昭
- 出版年月
- 2022年3月
- 版型
- A5判
- 頁数
- 96ページ
- ISBN
- 9784878914560
- 価格
- 1,300円+税
【3/16発売】
埼玉から世界を舞台へ 日本近代化の立役者に迫る
新聞掲載されました
目次より
- 森玉岡に学ぶ愉しさを教わる
- 「草莽の志士」の伯父・根岸友山
- 熊谷の豪農で親族の吉田家
- ペリー艦隊が来襲
- 箕作阮甫からオランダ語を学ぶ
- プチャーチン提督にロシア語で挨拶
- 英会話本『ゑんぎりしことば』を発刊
- イギリス軍艦に乗り、薩英戦争を体験
- 捕虜の寺島宗則と五代友厚を救出
- 『福翁自伝』に記された卯三郎の活躍
- パリ万国博覧会への出展を決意
- 渋沢栄一と共にパリへ
- ナポレオン三世から銀メダルを授与される
- 明治五年に日本万国博覧会の開催を建白
- 印刷器械や西洋花火などのフランス土産
- 「明六社」に会計として参加
- かな文字の普及を図る活動を展開
- 歯科治療器材を輸入し、歯科器械工場を創設
- 勝海舟との親しい交友
- 商人として生き抜いた卯三郎
- ゆかりの地 散策図
この本の感想を送る