機と秩父戦前・戦後/布文化に生きた53名の記録 織元から職人まで・・・
平成26年1月、国の伝統的工芸品に認定された「秩父銘仙」。秩父の伝統産業「織物」に携わった織元をはじめ、女工、職工、染色、整理、買継ぎ・織物組合等、関係者53人の生の声を記録した証言集。これまで垣間見ることのできなかった秩父織物の世界がここに―。
- 著者等
- 山口美智子
- 出版年月
- 2016年4月
- 版型
- A5判
- 頁数
- 366ページ
- ISBN
- 9784878914287
- 価格
- 3,000円+税
著者略歴
やまぐち みちこ
1945年、埼玉県秩父市生まれ
東京アナウンス学院研究科卒業
1973年頃から8ミリカメラでドキュメント作品を撮り始め、『秩父事件』などを制作
『撥の女』で第3回ひろしま国際映画祭優秀賞受賞、『塚越の花まつり』で第7回日本映画フェスティバル8ミリの部優秀賞受賞
著書には他2点ある
- 『壊れかけた更年期ーエイジングトンネル 10年間の闇、そして光へ』(2009年、一葉社)更年期を抱えた12名の女性の当初の苦しみから10年の歳月を経てどのように変化し乗り越えたのか・・・同じ苦しみと闘っている方々に役立つよう専門医師のアドバイス付き。
- 『村とダムー水没する秩父の暮らし』(1997年、すずさわ書店)
目次
- はじめに
- 埼玉県秩父群全図
- 第一章 秩父織物と織元
- 第二章 織物ー捺染・加工
- 第三章 織物ー整理・製糸
- 第四章 織物ー職工・女工
- 第五章 織物ー組合・買継
- 付録
- 秩父地域と織物の歴史
- 秩父織物系譜
- 織物の品種
- 参考文献
- おわりに
この本の感想を送る