さきたま文庫45 能仁寺飯能
埼玉は全国五位の人口を有する大県となった。その大半は新県民。本文庫は“埼玉を愛す”県民を願い、辛亥銘鉄剣から江戸幕府の天領を経て近代埼玉に至る悠久な歴史を古社寺、人物、事件などに焦点を合わせ、コンパクトな姿で紹介するふるさとガイド。
- 著者等
- 浅見徳男
- 出版年月
- 1993年10月
- 版型
- B6変形
- 頁数
- 40ページ
- ISBN
- 9784878912436
- 価格
- 583円+税
- 在庫
- 在庫なし
ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」の撮影が行われました
能仁寺の創建は、室町中期の文亀元年 (1501年)飯能の武将中山家勝が名僧斧屋文達師を招いて開いた禅道場が始まりといわれます。明治維新の飯能戦争では消失を免れた寺宝が多数残っております。
能仁寺庭園は天覧山の南急斜面を巧みに取り入れて、背後に枯滝を組み、下部を池泉とした上下二段式庭園の荘厳なものです。そのためか、ただいま放映中のTVドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」ロケ地にも使われています。本書では特に四季の彩りを美しいカラーページで紹介しています。
目次
- 禅林のたたずまい
- 能仁寺の創建
- 中山家三代の墓
- 黒田直那の再興
- 蓬莱庭園
- 振武軍の碑
- 五十嵐力の墓
- 現在の伽藍と寺宝
- 年中行事
この本の感想を送る