学校誕生
日本最大の寺子屋から小学校へと展開した現・所沢市立小手指小学校。埼玉県最初の女学校として女子中等教育の魁となる現・県立浦和第一女子高等学校。国内最初の農業・商業併設の実業学校となった現・県立豊岡高等学校。国策としての教育と、学問に対する大衆庶民の真摯かつ無垢な情熱によって展開していった近代日本の「学校」を、著者と縁の深い三校の誕生譚によって分析する。
- 著者等
- 大舘右喜
- 出版年月
- 2015年12月
- 版型
- A5判
- 頁数
- 238ページ
- ISBN
- 9784878914232
- 価格
- 2,500円+税
目次
- 第一部 近代初等教育の展開
- 一、地域教育の先駆
- 二、「学制」の制定と小学校
- 三、国策の展開と小学校の推移
- 四、町村制の施行と小手指小学校
- 五、大正期の小手指小学校
- 第二部 近代中等女子教育の展開
- 一、明治期の浦和高等女学校
- 二、浦和高等女学校の創立
- 三、浦和高等女学校の確立
- 四、浦和高等女学校の展開
- 五、浦和高等女学校の独立
- 第三部 近代中等実業教育の展開
- 組合立豊岡実業学校創立の一齣
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