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埼玉の妖怪

埼玉の妖怪

埼玉は妖怪の宝庫。日本人の暮らしや文化、信仰から生まれた妖怪たち。千話を超える伝承から、怖ろしくも心惹かれる謎の世界をめぐる。姿を変えて、妖怪たちは今どこに……?!

著者等
大明 敦
出版年月
2023年6月
版型
A5判
頁数
256ページ
ISBN
9784878914881
価格
2,000円+税

新聞掲載されました


不思議伝説の集大成
埼玉新聞(2023年6月24日付)

県内の妖怪 民話集に
読売新聞(2023年6月14日付)

目次

はじめに

第一部 妖怪をめぐって

 一 妖怪とは何か
  ㈠ 「妖怪」という言葉
  ㈡ 古典の中の妖怪 奈良時代/平安時代/鎌倉・室町時代/江戸時代
  ㈢ 妖怪研究の発展
  ㈣ 水木しげると妖怪
  ㈤ 妖怪の現在 妖怪をめぐる状況の変化/メディアと妖怪/再び脚光を浴びる妖怪/妖怪への期待

 二 埼玉の妖怪を考える 妖怪のリアリティ/妖怪の名前/不思議な現象を説明するための妖怪/抑止力としての妖怪/祭りと妖怪/地域と生きる妖怪

第二部 妖怪ゆかりの地を訪ねる
①氷川女體神社/②第六天神社/③足立ヶ原の黒塚/④寶幢寺/⑤持明院と曼荼羅淵/⑥川越城周辺/⑦小畔川流域/⑧日和田山/⑨鬼鎮神社/⑩少林寺/⑪空滝/⑫矢納の天狗岩

第三部 埼玉の妖怪百態

 一 水辺・水中の妖怪 河童㈠名前を持った河童/河童㈡河童の詫証文/河童㈢河童のお礼/河童㈣河童の習性/小豆婆/川天狗/おいてけ堀/沢女/竜㈠見沼の竜神/竜㈡左甚五郎の竜/竜㈢龍隠寺の竜と龍泉寺の竜/竜㈣穴沢の竜神/大蛇㈠かしらなしと小次郎/大蛇㈡見沼の大蛇/緋鯉/ヤナ

 二 山や森の妖怪 天狗㈠天狗の悪戯/天狗㈡火伏せの天狗/天狗㈢天狗の神通力/天狗㈣天狗隠し/山姥/山姫/山男/テンムサ/ドウマンマナコ/ダイダラボッチ

 三 路傍・路上の妖怪 見越し入道/袖引き小僧/ブッツァロベエ/オブゴ/チトリ/カマイタチ/薬缶ころがし/徳利坂/笊坂/フウナデ/笹熊/隠れ座頭/モウ・ゴーヘー/大入道/青坊主/ 一つ目小僧・一つ目入道/大蓮寺火

 四 人里の妖怪 黒塚の鬼婆/鷹橋の鬼女/鬼/夜道怪/オクポ/ボーコー/ネロハ/人喰い仁王・人喰い阿弥陀/八百比丘尼/雪女郎・雪娘/隠し婆/血塊/幽霊/人塊

 五 生物・器物などの怪異 偽汽車/猫/送り狼/狐火/獺/蜘蛛/樹木/人形/雷獣/三本足の烏/オーサキ/ネブッチョウ

コラム
鬼退治の英雄・渡辺綱/江戸時代の文献にみえる埼玉の妖怪/埼玉の妖怪研究は川越から始まった?/化け物を鎮めた光千坊様 

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