昭和史の埼玉激動の60年
関東大震災で埼玉の人口は急増した――大正末から現代まで、激動する埼玉の姿を事件、人物など数々のトピックから浮き彫りにした。約150葉の写真、年表、コラムなどを付す。埼玉はまさに日本の縮図である。
- 著者等
- 史の会 編
- 出版年月
- 1986年4月
- 版型
- B6判
- 頁数
- 280ページ
- ISBN
- 9784878910319
- 価格
- 2,000円+税
大宮は鉄道の町!?
さいたま市大宮区大成町に鉄道博物館ができて10年になります。が、その以前から大宮は鉄道の町だったのでしょうか。
NHKの人気番組「ブラタモリ」では7月1日放送で大宮の鉄道歴史をひも解きました。
平成29年6月26日付の埼玉新聞では、案内役のタレント、タモリさんがテレビで「ダサイ玉」と言い出し流行語になったことは本書のコラム(P267)にあると紹介されています。同番組では大宮を江戸時代まで遡りましたが、本書では埼玉県の移り変わりの一つとして『鉄道』は明治44年に建設が計画された武蔵野鉄道のことから載っています。不況の時代(大正)~戦後の混乱~高度成長期~昭和61年までの出来事、事件を取り上げた県内の昭和史を知る一冊となっています。
史(ふみ)の会 メンバー
(肩書は当時)
編集委員長
石綿清一(元毎日新聞浦和支局)
編集・執筆
吉本富男(前県立浦和図書館長)
内田 鴻(埼玉県政策審議監)
小野塚克之(埼玉県史編さん室長補佐)
根岸 敏(埼玉県議会図書室係長)
中西博之(埼玉新聞編集委員)
執筆
青木久夫(県立文書館行政文書課長)
市川良一(埼玉県人会常任理事)
老川慶喜(関東学園大学専任講師)
関田史郎(県立熊谷図書館奉仕部長)
泊善三郎(浦和市立高砂小学校教頭)
室 清(浦和市立南高校教諭)
湯沢 保(元毎日新聞編集委員)
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